山の辺の道 万葉旅行(犬養孝教授の肉声による説明)

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  • Опубликовано: 6 сен 2024
  • 収録した歌
    1)三輪 大神神社
    味酒(うまさけ)、三輪(みわ)の山、あをによし、平城の山の、山の際(ま)に、い隠(かく)るまで、道の隈(くま)、い積(つ)もるまでに、つばらにも、見つつ行(ゆ)かむを、しばしばも、見(み)放(さ)けむ山を、情(こころ)なく、雲の、隠(かく)さふべしや 
    三輪山(みわやま)を、しかも隠すか、雲(くも)だにも、心あらなも、隠さふべしや
    (額田王 万葉集 巻一)
    2)三輪 大神神社
    味酒(うまさけ) 三輪(みは)の祝(はふり)が いはふ杉 手触(てふ)れし罪(つみ)か 君に逢ひがたき
    (丹波大女娘子 万葉集 巻四) 
    3)石上神宮
    石上(いそのかみ) 布留(ふる)の神杉(かむすぎ) 神(かむ)さぶる 恋をも我は 更にするかも
    (柿本人麻呂歌集)
    4)石上神宮
    娘子(をとめ)らが 袖布留(ふる)山の瑞垣の 久しき時ゆ 思ひき我は
    (柿本人麻呂 万葉集 巻四)
    5)石上神宮
    石上(いそのかみ) 布留(ふる)の高橋(たかはし) 高々(たかだか)に  妹(いも)が待(ま)つらむ  夜(よ)ぞ 更(ふ)けにける
    (作者不詳 万葉集 巻十二)
    6)三輪の桧原
    古に ありけむ人も 我がごとか 三輪の桧原に かざし折りけむ
    (柿本人麻呂 万葉集 巻七)
    7)三輪の桧原
    行く川の 過ぎにし人の 手折らねば うらぶれ立てり 三輪の桧原は
    (柿本人麻呂歌歌集)
    8)穴師
    巻向の 檜原もいまだ 雲居ねば 小松が末ゆ 沫雪流る 
    (柿本人麻呂 万葉集 巻十)
    9)巻向川 箸中車谷
    あしひきの 山川の瀬の 鳴るなへに 弓月が岳に 雲立ちわたる
    (柿本人麻呂 万葉集 巻七)
    10)穴師の里
    穴師川 川波立ちぬ 巻向の 弓月が岳に 雲居立てるらし
    (柿本人麻呂 万葉集 巻七)
    11)穴師
    ぬばたまの 夜さり来れば 巻向の 川音高しも あらしかも 疾き 
    (柿本人麻呂 万葉集 巻七) 
    12)海石榴市 
    紫は 灰(はひ)さすものそ 海石榴市(つばいち)の 八十(やそ)のちまたに 逢(あ)へる児(こ)や誰(たれ)
    (作者不詳 万葉集 卷十二)
    13)海石榴市
    たらちねの 母が呼ぶ名を 申(もう)さめど 道行(みちゆ)き人を 誰(たれ)と知りてか
    (作者不詳 万葉集 卷十二)
    14)海石榴市
    琴頭(ことがみ)に 来居る影媛 玉ならば 我が欲(ほ)る玉の 鮑(あはび)白玉
    (日本書紀 巻第十六)
    15)上井池と下井池の間の土手 
    (川端康成氏のノーベル文学賞受賞時の講演原稿から収集したもの)
    大和は国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる 大和し美し
    (倭建命 古事記)

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